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香港市民の自発的抗争 梁振英「外国勢力関与」と主張

2014年10月22日

 

【新唐人2014年10月22日】香港の梁振英行政長官は19日、雨傘運動に外国勢力が関与していると主張し、市民のさらなる不満を招きました。では、香港市民はなぜ街頭に繰り出したのでしょうか。デモの現場から答えを探してみましょう。

 

今回の雨傘運動は香港の「公民パワー」の強さを浮き彫りにしました。しかし、香港市民はなぜ街頭に出て抗議しているのでしょうか。誰かに指示され、あるいはそそのかされたのでしょうか。現場の写真から答えを探してみましょう。

 

まずはこちらの写真。政府に問いかけています。「我々は住民指名を望むだけ。間違っているのか」

 

こちらの男性が掲げているパネルには「自由、民主、真の普通選挙」とあります。

 

こちらの写真には街頭に出た理由が書かれています。「私は自由が欲しい」

 

CNNがとらえた現場写真からも、香港市民が街頭に出た理由がうかがえます。

 

英語で書かれていますが、訳すと、「梁振英もしくは中共上層部が考えを変えるとは思わない。我々は自分のできることをやる」

 

こちらの女子学生3人。「両親は心配しているが、我々の行動を支持している。香港のために闘っているのを知っているから」

 

香港市民が雨傘運動で見せた抗争精神は、世界中に感動を与えています。この抗争は人々の「良識」を呼び起こし、これは政治とは無縁の人間の本性(ほんせい)なのです。良識があるからこそ、彼らは傍観する事ができず、抗争の隊列に加わったのです。「今日立ち上がらないと、明日はそのチャンスがなくなる」これは彼らの共通認識です。

 

怪我をし、血を流す事は、彼らも怖いのです。しかし、それよりもっと怖いのは民主的な未来がなくなり、自由がなくなることです。だから彼らは「立って死んでも、跪いて生きたくはない」と掲げているのです。

 

警察の暴力的な鎮圧に直面し、人々は横断幕を突きつけました。「我々全員を殺すことはできない」。

 

市民や学生が掲げているこれらの言葉は、いずれも普遍的な価値観を表しています。同時に、民主主義と自由を勝ち取るために香港人が払っている努力をあらわしています。

 

心からの渇望を表しただけで、外国勢力にそそのかされたと、一政府が非難するのは、さらに民心を失う愚かな行為にほかならないでしょう。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/21/a1147650.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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